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仏壇の瓔珞について

2019/02/04

吊り仏具を設置する際に気を付けたいこと

吊り仏具の多くは、天井から吊り下げて設置しますが、どの宗派でも絶対に必要とするものはそれほど多くありません。
設置する際は、以下の点に気を付けて設置を行いましょう。

各宗派における配置を理解する

吊り仏具は、主に浄土真宗系の宗派で使用することになりますが、浄土真宗では独特の仏具を用意する必要があり、配置も多宗派に比べると
細かく決まっています。
よって、事前にきちんと寺に確認を取って見る事が大切です。

仏具の瓔珞について

瓔珞は「ようらく」と読み、仏像・寺院・お仏壇などに飾られる、塔状の飾りものです。

サンスクリット語で「真珠の首飾り」の意味を持つ「ムクターハーラ」が語源と言われています。

なぜこのようなデザインが生まれたのかというと、神仏習合により、仏教の世界に新たな神様が生まれたことが一因と言われています。
大黒さまなどは日本の大国主命と習合した神様として有名ですが、このような経緯が仏教の世界をより奥深いものにしているのです。

菩薩は一般的に、お釈迦様が悟りを開く前の状態を示しているため、王族であった頃の名残として瓔珞を身に着けているのです

このことから分かるように、瓔珞は仏壇の装飾具としては必ずしも必要なものではありません。
しかし、仏様の世界を華やかに飾りたいという子々孫々の意味も込められており、

亡くなったご先祖様が住む世界をきらびやかにしたいという気持ちから高値なものが多いですが飾っているお家も少なくないようです。

宗派と先祖供養が結びついた、日本ならではの考え方の一つと言えるかもしれません。